保育園の同期(同期って言わないのかな)に「○○ひこ君」がいた。
「まさひこ」とか「のぶひこ」とかそういう名前を想像してください。
実在の人物なので半分ほど伏せ字にします。
○○ひこ君はときどき名前をからかわれていた。
「○○ひこ」は「こ」で終わるから女の子の名前だと。
本当にひどいことをしたと思う。
ひどいというか、あまりに無茶な言いがかりだ。
「○○ひこ」の「こ」は「子」じゃないのに。
まあ「子」であったとしてもからかっていい理由にはなりませんが。
ただ先ほど別件で Wikipedia を見ていたら
こういう記述があった。
奈良時代以前は、男性の名前の末尾にも用いられた。男性に対する美称・尊称の意味をもつ。(略)ただし、それ以降であっても、田沼則子(三木のり平の本名)のように子(し)が用いられたような例外もある。その名残で、現在でも男性の美称である日子(ひこ)と同音の彦(ひこ)が男性の名前の末尾に用いられている。
「彦」は「日子」からきてましたか。
だとするとやっぱり○○ひこ君の「こ」は
もとをだだすと「子」だったんだ。
もちろんそのことが
「やめえやー」と笑いながら実は傷ついていたかもしれない
○○ひこ君の気持ちを埋めることにはまったくなりませんけどね。
○○ひこ君元気かな。
もう覚えてないかとは思うけど、
もしどこかで会えたら、当時のことを謝罪したい。
でもやっぱり○○ひこ君の「こ」は
「子」から来てるらしいよとオチをつけるかどうかは
その場の空気で判断ですね。
2009/05/21 16:22
君子あやうきに近づかず