いや「おしぼり顔拭き論争」というのはいま勝手につけた名前だけど
わかりますよね。
おしぼりで顔を拭くことの是非を問う議論。
確かに蒸したおしぼりで顔を拭くと気持ちがいい。
疲れが癒えるような気もする。
お化粧をしているなどの理由で
これをやるわけにはいかない人は気の毒だと思う。
公共の場ではやらないようにしてるけど、
家に居るときなどにタオルを濡らして軽く絞ってから
電子レンジで40秒ほど加熱したもので顔を拭くのはよくやる。
それはそれは気持ちがいい。
このことはもう認めざるを得ない事実だとして、
では公衆の面前でそれをやるのが
社会人として相応しいかどうかということには議論の余地がある模様。
この件について、ふと思いついたことを言ってみた。
テレビに出てて女子からきゃーきゃー言われてる男子たちが口を揃えて「おしぼりで顔ふくのとか当たり前」って言うだけで世界がもう少しハッピーになるんだから彼らは貢献すべきだと思う。
うんまあ「貢献すべき」は言い過ぎかもしれない。
「貢献してくれたらいいのになあ」ぐらいに訂正します。
それはそうとして、
この発言に対していただいたこちらのコメントから
ものすごく大事なことを学んだ気がする。
そういえばサワヤカな男子は顔拭いてもいいか聞いてくる。
それだ!
何の前触れもなく顔を拭くからいけないので、
同席者に「いい?」とひとこと聞くといいんじゃないだろうか。
確かに、
この行為を好ましくないと思っている人がいることを知っていながら
それでも何のことわりもなしにやるのはよろしくない。
それだと余計に反発したくもなるというもの。
まあ「やだなあ」と思っても
「やめてください」とは言いにくいかもしれないから
「言えばオッケー」ということではないけど、
いきなり事に及ぶのよりはずっとマシなように思う。
というわけで、顔拭きたい派の人は
「おしぼりで顔を拭いて何が悪い!」じゃなくて
「拭く前に一言ことわりをいれるのが最低限のマナー」
という方向で意識統一を図ってはどうだろうか。
そうやって少しずつ市民権を獲得していって、
最終的には世間の感覚を
「おしぼり顔拭きは紳士の嗜み」ぐらいまで持っていくつもりで。
2009/09/26 17:04
そーいえば、会社勤めじゃなくなってから、「おしぼりで顔を拭く」機会もすっかり減りました。