「黒ひげ危機一発」というゲームがありますね。
黒ひげのおじさんが入ってる樽に短剣を挿していくやつ。
「危機一髪」ではなく「危機一発」だったこともいま知ったんだけど、
それはともかく。
あれのルールは
「黒ひげが飛び出したら負け」だとずっと思ってたんだけど、
いつだったか「実は飛び出したら勝ち」と教わったので
「そうだったのか」と納得して今に至る。
これをふと思い出したので
本当のところどうなんだろうと思い
タカラトミーのサイトへ行ってみたら
やっぱり飛び出したら負けだそうな。
このへんの経緯について、
Wikipedia に詳しく書かれてた。
流れをまとめると、
- 構想の段階では「飛び出したら負け」だった。
- それだと短剣をちゃんと差し込まずにズルをする人がいるかもしれないから「飛び出したら勝ち」にして販売。
- テレビ番組『クイズ・ドレミファドン!』で「飛び出したら負け」として使われたため、そのルールが一般に浸透。
- 公式ルールでも「飛び出したら負け」を採用。
- 最終的に「遊ぶ人が決めればいい」に落ち着く。
とのこと。
現在公式サイトには「飛び出したら負け」と書かれているので
最後の部分の根拠がわからないんだけど、
ともかく「飛び出したら勝ち」が公式ルールだった時期はあったらしい。
確かに状況設定としては
当初は敵に捕まり樽の中で縛られている仲間の海賊を救出するため、短剣を刺しながら樽の中でロープを切って助け出すという設定
だったらしいので「飛び出したら勝ち」は理解できる。
それに対して「飛び出したら負け」の方だとすると
いったい黒ひげさんはどういう状況で樽に入れられ、
プレイヤーはどういう立場で短剣を刺し
なんで彼が飛び出したら負けなんだろう。
いろいろ想像してみたけどさっぱりわからない。
どなたか、でっちあげでもいいのでご説明をお願いします。
2009/09/08 15:37
いつも楽しく拝見させていただいております。
以下に考察します。
問題は、黒ひげ氏の、飛び出すというアクションにあって、
「短剣が刺さっちゃったから、痛くて飛び出した」
ようにあたかも見えることから、
飛び出させた人が負け、という発想なのだと思います。
これを、さらに以下のように妄想します。
黒ひげ氏とプレイヤーは元々仲間同士で、
この仲間もろともに敵に捕らわれてしまったのです。
ここで、敵の憎らしい親玉から説明があります。
たった一つ
(かどうかは親玉の言うことだから信用できないけど)
の場所以外は、黒ひげ氏に刺さらないようになっていると。
同じ仲間同士で、順番に短剣を突き差し合い、
見事、黒ひげ氏に刺さらなければ、
おまえ達を解放してやろうと提案され、
私たちはプレイに臨んでいるのです。
というのはいかがでしょうか。
以上、失礼いたしました。
2009/09/08 19:08
はじめまして。
いつも豊かな着眼点の記事を楽しませていただいています。
黒ひげの件ですが・・
むしろ、殺すために剣を刺してたという解釈にしてみました。
・黒ひげとプレイヤーは敵同士
・黒ひげをロープでぐるぐる巻いて捕まえて樽に入れた
・虐待的な意味を込め、ロシアンルーレットで
樽の中の黒ひげにとどめを刺すことにした
・ところが、黒ひげの巧みな身のこなしにより、
自分の身には当てずロープだけをうまく切らせた
・黒ひげがたるから出てきちゃって失敗
とかどうでしょうか。