アジャイルメディア・ネットワークのモニター企画で
キヤノンの Power Shot S90 というカメラを使わせてもらってます。
まだマニュアルを開いてもないし
ちょっと持ち出していくらか撮ってみた程度なので
機能も性能もよくわかってないんだけど、
ともかく現状での印象を書いてみます。
なお、ここ2年くらいの新しいカメラをあまり使ってないので
「それ現代のカメラなら当然」という部分もあるかもしれませんが
そんなことは知りません。
よいところ
手に取った時点での印象。
- 起動が早い!ボタン押した次の瞬間には撮れる。
- 液晶画面がでかい!「3.0型」って書いてある。
- レンズが明るい!広角側で F2.0。
- RAW で撮れる!
- 絞り優先 AE!シャッタースピード優先 AE!
残念なところ
当然ですけど個人の主観的な感想です。
- 質感。写真で見た感じより筐体の質感がプラスチッキーというか、いやプラスチックだからプラスチッキーで当然なんだけど、まあ汲みとってください。リコーの GR みたいなのを想像してたらちょっと違った、という程度。
- 「コントローラーリング」の操作。この機種の特徴として挙げられているレンズ周りのリングが、慣れないせいか少々回しにくい。ここをぐりぐり回して設定値を変えられるというのは面白いんだけど、結局は不連続な値の設定なので、ズームと同じくレバーか何かでよかったんじゃないかという気もする。
- 背面のリングの操作。こっちは逆にスムーズにくるくる回るんだけど、そのためたまに回しすぎたり意図しない操作をしてしまったり。軽めにカチカチ回るようになってたらもっと扱い易かったかな。
さて撮ってみた
ご飯食べに行った写真と散歩した写真。
暗いところに強いカメラだと聞いているので、
暗いところを撮ってみた。
写真をクリックすると少し大きいのが出ます。
撮ってみた印象
色
ホワイトバランスが上手いなと思った。
上の3枚は暗い室内でいわゆる電球色の光が当たっているという状況で、
肉眼で見てもかなり色味がオレンジ寄りに映る。
この場面でこれだけ被写体の色を再現できるというのはなかなかのもの。
状況選択とホワイトバランスの補正処理がかなりよくできてると思う。
もちろんその場の雰囲気を重視した色味が欲しかったら
ホワイトバランスの「オート」を外せばいい。
明るさ
これはもう「やっぱり明るい」に尽きる。
4枚目なんてそもそもかなり周囲が暗い場所で
やわらかいネオンの光がついてるだけだけど
しっかりと光が取り込めてる。
とくに、イルミネーションが点灯している部分も消えている部分も
潰れることなく撮れているあたりがいいですね。
もちろん(広角側)F2.0というレンズのおかげもあるだろうけど、
無駄に画素数を負うことなく
画素あたりの集光面積を優先させたのが成功してるんじゃないかな。
この部分の設計から
このカメラの対象とされているユーザーが見える気がする。
あなたは画素数が欲しいのか、それとも写真を撮りたいのか。
とにかく撮ってみなければ
なんか利いたふうなことを書いてはみたけど
ともかくいろいろ撮ってみないとわかりませんね。
何かおもしろ便利な機能も備わってるかもしれないので
さらっと説明書にも目を通すなどして
週末はこれを持って出かけようと思いますよ。
まずは
自動モードで勝手に出てきたストロボをひっこめる方法を学ばなければ。