※その後仕様が変わったようです。文末に追記しました。
最初に言っておきますけど、
特定のサービスやそれを利用することを非難する気は毛頭ありません。
自分の好みにあうように設定したよ、というだけの話。
何かツールバーみたいなのが出てくる
Hootsuite というサービスがある。
ソーシャルサイト用ウェブクライアントということでいいですか。
目に入る範囲では Twitter クライアントとして使ってる人が多いみたい。
どうもこれを使って投稿された発言に URL が含まれていると
http://ow.ly/ で始まる短い URL に変換されるみたいなんだけど、
これをクリックしても本来のページには行かず
上部に Hootsuite ソーシャルバーというものがついたページが表示される。
こんなの。
これを見た人が Twitter へ再投稿したりページを評価したりと
いろんなことができるようにしてある。
本来のページを開きたい
これ、便利だと感じる人にとってはいいんだろうけど
個人的には使わない上に、次のような困った点もある。
- URL が “http://ow.ly/” のままになり、本来のものと異なっているため、URL ごとにページを管理する仕組み(はてなブックマークなど)との連携が難しい。そのままブックマークしたら Hootsuite 上のページを保存することになってしまう。
- せっかく綺麗に作られたサイトのデザインに余計なものがくっついてくる。
- 画面の狭い端末で見ているときには、表示領域を取られて見づらくなる。
ツールバー右上にあるXボタンをクリックすれば
本来のページに移動できるんだけど、
いちいちこれをやるのはめんどくさいので
もう常に元ページへ移動できるようにしておきましょう。
やり方
やり方はものすごく簡単。
さっきのXボタンにマウスカーソルを重ねると
「このコンピュータで常に ow.ly ソーシャルバーを隠す」
という欄が出るので
その右側にあるチェックボックスをクリックするだけ。
以後は、他の ow.ly リンクをクリックしてもツールバーは出ず
本来のページだけが表示される。
もちろん URL も奪われない。
要するに “disable_owly_bar” という名前の Cookie が書き込まれて
これが true になっていたら元ページに転送するという仕組み。
Cookie の生存期間は1000日に設定されるようなので
1000日後までは ow.ly バーが出なくなる。
元に戻したい場合はこの Cookie を削除すればいい。
気になるメッセージ
それはそうと、
さっきのXボタンの横にある▽ボタンをクリックすると
こんなメッセージが出てくる。
Interesting facts about ow.ly:
- 95% of users love the ow.ly bar’s utility. If they don’t, they can opt-out and never see the ow.ly toolbar again.
- Publishers benefit from the ow.ly social bar’s increased stickiness and sharing capabilities.
- Webmasters have reported a 100% improvement in traffic when their links are shared with the ow.ly social bar.
- Ow.ly is designed to let Google and search engine spiders through, so it won’t hurt your site’s SEO.
どれについても言いたいことはあるんだけど、
一番気になるのはひとつめのやつ。
ユーザーの95%は ow.ly バーを気に入っています。使いたくなければ二度と表示されないようにすることができますから。
とのことで、言い換えれば
「表示をオフにしてない人は愛してくれてるってことだよね」
ということになるんだけど、
この解釈はちょっと前向きすぎるんじゃないだろうか。
これだと、表示をオフにできることに気づいてない人や
気づいてるけどめんどくさくてやってない人も含めて
“love the ow.ly bar’s utility” ということになってしまう。
ボタンをクリックしていない人が95%ということは
画面の隅っこにあるこの小さなボタンをわざわざクリックしてまで
このバーが二度と表示されないようにしたい人が5%はいるということ。
これが多いのか少ないのかはわかりませんけどね。
ともかく、うちのブラウザには今後表示されないからもういいです。
追記
その後仕様が変わり、
この設定は基本的には必要なくなったようです。