今朝流れていたテレビ番組で
そのような話が聞こえてきたので確認してみた。
- 「サランラップ®」の歴史と名前の由来は?
- ダウケミカル社(製造元)の職員の奥さんサラとアンがピクニックにレタスを包んで持っていったことが食品包装用ラップとして発売するきっかけとなりました。
そこで、二人の名前をとってサラン(サラ+アン)と名付けたと言われています。
本当だった。サラさんとアンさん。
Sarah と Ann を合成して Saran にしたという。
そもそも現在の食品用ラップフィルムは
最初から食品用に開発されたものではなくて
この合成樹脂は、太平洋戦線で兵士を悩ませた蚊から身を守るための蚊帳、ジャングルを行進する兵士を水虫から守る靴の中敷き、銃や弾丸を湿気から守るための包装フィルムなどが、主な用途だったそうです。
戦争が終わり、フィルムに様々な改良がなされましたが、ナチュラルチーズを包装する以外に用途が見つかりませんでした。
とのこと。
そういう状況で、先ほどの
「サラとアンでサランラップ」が生まれたんだそうな。
もっと詳しい話はこちらから。
それはそうと
中学校のとき使ってた理科の教科書で
実験のために準備すべきものとして
「サランラップ」と書かれていた記憶がある。
「食品用ラップフィルム」という一般名称があるのに
教科書に登録商標を記載してもいいのかなあと思ったのを覚えている。
もうずいぶん前のことだから
記憶が確かなら、の話なんだけど、
本当にそう書かれていたのだとすると
出版社内のチェックも教科書検定も通り抜けて記載されたということで
「サランラップ」のブランド力すごい。