Googleで「once in a blue moon」と検索すると面白い数字が出てくる

映画『ステキな金縛り』を見たあと
何気なく主題歌のタイトル ONCE IN A BLUE MOON を検索してみたら

once in a blue moon – Google 検索
once in a blue moon = 1.16699016 × 10^-8 ヘルツ

よくわからない答えが返ってきた。

Once in a blue moon 自体は
めったに起こらないことを表す英語の言い回しだけど、
この数字はいったいどういうことか。

1ヘルツというのは1秒間に1回の周波数・振動数のことだから
1.16699016 × 10のマイナス8乗ヘルツは
1秒に0.0000000116699016回。

確かにゆっくりとした周期で
頻繁には巡ってこないと感じるけど
これだけでは意味がわからない。

Blue moon とは何かというと

Blue moon – Wikipedia, the free encyclopedia

A blue moon can refer to the third full moon in a season with four full moons.

(ブルームーンとは、ひと季節に満月が4回ある場合の、3回目の満月のことである)

とのこと。

そして blue moon のもう少し詳しい説明の中に答えがあった。

Most years have twelve full moons that occur approximately monthly. In addition to those twelve full lunar cycles, each solar calendar year contains roughly eleven days more than the lunar year of 12 lunations.

(満月はおおよそひと月に1回で、1年に12回ほどある。ただし太陰暦の12月周期と比べて、太陽暦の1年は概算で11日ほど多い。

The extra days accumulate, so every two or three years (7 times in the 19-year Metonic cycle), there is an extra full moon.

この差分が積み重なるため、2年または3年に1回(19年に7回)満月が多くなる。

19年に7回。
もしやと思ってかけ算をしてみたら

once in a blue moon * (19 years) – Google 検索
once in a blue moon * (19 years) = 6.9970582

19年でおよそ7回の周期だった!

というわけで、確かに once in a blue moon は
確かに 1.16699016 × 10-8 ヘルツでした。

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