今から使い始める人はいないかもしれないけど、
かつてお世話になったという人はけっこういるんじゃないかなあ。
君は Services_Twitter を知っているか
PEAR のライブラリに Services_Twitter というのがありますね。
Twitter API を手っ取り早く使う手段として
かつてはよく使われていたように思います。
使い続けることはできない
これ2010-09-12のリリースを最後に更新されてないんですよね。
当然、その後に発表された Twitter API v1.1 にも対応してない。
そしてこの3月5日には API v1 が廃止される予定なので、
Services_Twitter を利用しているサービスは
このままでは終わってしまいます。
まあ「これまで本当にありがとう。そしてさようなら」とお伝えして
あらたなパートナーを探した方がいいような気もするんだけど、
でも API 切り替えのタイムリミットが迫っているので
とりあえず今のまま、ライブラリ側をアップデートして何とかしたい
という需要もあるんじゃないかな。
じゃないかなっていうか目の前にありました。
というわけで、Services_Twitter を暫定的に API v1.1 に対応させる試み。
基本的な対応
基本的にはエンドポイントの URL のhttps://api.twitter.com/1/statuses/...
1
の部分を 1.1
に変えるだけ。
https://api.twitter.com/1.1/statuses/...
簡単です。
ただそのままでは使えないものもいくつかあるので
それらにはひとつずつ対応する必要がありますね。
GitHub で探してみた
GitHub で Services_Twitter を検索してみたらいくつか出てきて
その中にこういうのがありました。
エンドポイントを 1 から 1.1 にする部分と、
検索 API の変更にも対応されてるみたい。素敵ですね。
他にも必要なところがありそうなので、
とりあえず手元で気になった一箇所をつつきました。
とりあえず mentions に対応
API v1.1 からは mentions
のメソッド名がmentions_timeline
に変わるので、
その部分を修正してみました。
まだマージされてないのでこちらのリポジトリを。
v1.1 からは mentions_timeline
になるけど、
これまでに作ったアプリケーションをそのまま動かしたいというのが今回の目的なのでmentions
のままでも動くようにしてあります。
もういいんだけど
とりあえず手元のものについてはもうこれでいいんだけど、
この世には他のメソッドも使っていて
このままでは間もなく終わってしまうというサービスもあると思います。
誰か助けてあげて!