試供品をその場で試してみたくなる環境

神戸マラソンの参加登録をしに行くと、
会場ではいろんなブースが出されてました。
スポーツ用品とか栄養補助食品とか地元の特産品とか。

その中にアサヒビールのブースもあって、
「ドライゼロ」という商品のサンプルを配ってました。
ビール風のノンアルコール飲料ですね。

せっかく冷えたやつをいただいたんだけど、
展示場や道端で開栓してこれだけ飲むのもちょっとハードルが高い。

そう思いながら先へ進むと、何だかいい匂いがしてきます。
見ると、姫路おでんやらホルモン焼きそばやら神戸ビーフやらの屋台がずらり。

これは見事な組み合わせだ。

フルマラソンを前にしてアルコールを控えているランナーもいると思います。
そこへノンアルコールのビール風飲料と、ビールに合いそうな食べ物の組み合わせ。
しかもちょうどお昼どき。そりゃ買いましたよ。
そしてその場で食べた。飲んだ。

試供品というのは試してもらうために供する品なので
試してもらわないと意味がない。

けど受け取ってそのまま忘れてた、なんていうことも多いので
一番いい状態で提供してその場で試してもらうと最高だと思います。

それを実現するための環境として、
「それのオトモ」がすぐ目の前にあるというのは
実に有効ですねこれ。

もちろんドライゼロを飲ませるために屋台を出したわけでも
屋台で買ってもらうために飲み物のサンプルを出したわけでもないけど
見事なとりあわせだなあ、と思いました。

ほかにもいろいろ考えられますね。
さすがにファストフード店の前で胃薬のサンプル配ったりしたらおこられるだろうけど。

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