ウェブのシステムを作ったり運営したりしていると
何らかの変化やアクションがあったときや特定の日時になったとき
管理者などに自動で通知メールが送られる仕組みを入れることもあると思います。
こういったメールには、管理者が確認すべきことがらが書かれてますよね。
そこにこのリンクを追加しておくと、ちょっと便利なんじゃないかな。
Gmail の検索結果
これ受け取る管理者が Gmail を使っているという前提ですけど、
通知メールの中に Gmail の検索結果へのリンクがあると便利です。
リンクというか、含めるのは URL ですね。
リンクは Gmail 側で自動に貼られる。
例えばユーザーの特定のアクションを知らせるメールに
そのユーザーの名前を Gmail で検索した結果が出る URL を加えておくと、
「あれ、このひと誰だっけ」と思った時
そのリンクをクリックするだけで過去のやりとりが出てきます。
https://mail.google.com/mail/u/0/#search/増永
これ本当は文字列を URL エンコードしないといけないんだけど、
Gmail では勝手に変換してリンク貼ってくれるから
日本語キーワードもメール本文にそのまま書いておいて大丈夫です。
そもそも URL エンコードしたものを貼っても
見た人は何だかわからないし。
https://mail.google.com/mail/u/0/#search/%E5%A2%97%E6%B0%B8
AND 検索の場合
Gmail はスペース区切りで AND 検索ができますね。
ところが上記の方法でそのままスペース区切りにしても
スペースから先は URL の続きとみなされません。
こんなふうにリンクが途切れちゃう。
https://mail.google.com/mail/u/0/#search/増永 ひとり焼肉
そこだけ URL エンコードのルールにあわせて
スペースを +
に変換するとうまくいきます。
https://mail.google.com/mail/u/0/#search/増永+ひとり焼肉
OR 検索の場合
OR 検索にしたいときは大文字の OR
で区切ります。
これもキーワードと OR
の間にスペースが入るので
そこは +
に変換
https://mail.google.com/mail/u/0/#search/かみやん+OR+ひさやん
ただし管理者への周知が必要
自分らで作って自分らで運営してるようなサービスならいいんだけど、
実際には開発する人と運用する人が違う場合の方が多いと思います。
そういう場合は、管理したり運用する人への説明が重要ですね。
システムから送られてきたメールにあるリンクをクリックするだけで
その人の Gmail の履歴が表示されるわけで、
たまたま何かのキーワードがひっかかって
まったく関係ないメッセージが出てくる可能性だってあるから。
それを見てびっくりした人から
「いや、あれはその、打ち合わせを兼ねて食事しただけですから!」
という連絡が来たりしないよう、事前に説明しといた方がいいように思います。