Facebook で「在来線」という言葉が話題になってて、
まあ新幹線以外の鉄道路線のことなんだけど、
在来線はこの規定に当てはまらない鉄道路線
ではそもそも「新幹線」とは何か。
引いてみたらちゃんと法律で決まってて、
この法律において「新幹線鉄道」とは、その主たる区間を列車が二百キロメートル毎時以上の高速度で走行できる幹線鉄道をいう。
だそうです。
ということで、
案内上「新幹線」と書かれていても
200 km/h で走行できないものは法的には「新幹線」じゃないみたい。
法律上は、盛岡駅 – 秋田駅間はあくまで在来線であって新幹線ではない。
「新幹線」と案内されているものの、この区間は正式には在来線である奥羽本線の一部であり、この区間で運転される特別急行列車「つばさ」も在来線列車の扱いである。
新幹線なのに新幹線じゃなかった・・・
こういうのを「ミニ新幹線」と呼ぶようですね。
ミニ新幹線(ミニしんかんせん)は、新幹線規格(フル規格)の線路を新規に建設することなく、既存の在来線を改軌した上で新幹線路線と直通運転(新在直通運転という)できるようにした方式である。
知らんかった。
また「新幹線」の名称ですが、これは
新幹線とは、元来、「新幹線鉄道」(従来の幹線鉄道に対する「新しい幹線鉄道」の意)という語の略称と考えられるが、この略称が普及・定着し、一般に固有名詞として用いられている。
読んで字のごとく。
東海道新幹線開業から来年で50年になるし
リニアモーターカーの足音も聞こえてきたことだし
そろそろ「新幹線」じゃなくなってきてる気もするんだけど、
大阪にも旧世界の趣ゆたかな「新世界」という場所もあることですし、
もうこのままの名前でいくんだろうなあ。