ミカンの達人って言っていいのかどうか知りませんけど、まあミカンの本場である和歌山県の有田で蜜柑を栽培してる人だからそう呼ばせてください。
ミカンのむき方は本当に人によって違うしそれぞれこだわりがあって面白い。この話になると「いやいやこっちの方が」という人もいると思います。
ただ少なくとも自分でやってみた中では、この達人に教えてもらったやり方が最も簡単で、きれいに、そして食べやすく剥けるので気に入ってます。
むき方
- ミカンを用意します。
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ヘタが下を向くようにひっくり返します。
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中心部に親指(じゃなくてもいいけど)を当て、少し指先を押し込みながら引っ張って切れ目をいれます。
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そのまま半分に割ります。このとき、完全に分離してしまわないように注意。ヘタの部分は繫がったままにします。
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同じ要領で4分の1になるように割ります。
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4つに割れました。
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下側から、皮と身の間に指を入れて引っ張り上げます。ヘタ側からはがすことで、白いスジのところが適度に外れて食べやすい。
白いとこに栄養があるんか何かしりませんけど、ある程度は取れてた方がおいしいと思うんだ。 -
真上に上げるより、少しひねりながらの方がきれいに取れる。
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取れたら食べます。
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全部食べたらこんなかんじ。きれいに取れました。
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最後はこうやってまとめればコンパクトになる。薄皮を残して食べる人も、この中に包んでしまえばきれい。
注意事項
「有田むき」という呼び名ですけど、これは有田のミカン畑で教えてもらったから勝手にそう呼んでるだけなので、有田の人に「みんなこうやってるんでしょ」などと聞くのはやめてください。