「ショートカットキー」と「ホットキー」の違い

このツイートを見て

気になったのでちょっと調べてみた。
調べてみたっていうか検索しただけですけど。

まあどこかの権威ある機関が定めているわけではないので、誰がどう定義しているか、の話になりますね。

「同じ」派

Wikipedia 日本語版では

ショートカットキー – Wikipedia

ショートカットキーキーボードショートカット、もしくはホットキーとも言う)

となってます。

「ショートカットキー」のエイリアスが「ホットキー」なだけで要するに同じもの、という解釈でしょうか。

このへんもタイトルからしてそう。

そもそも「何が違うのか」という疑問が出てくる時点で違いが認識されていないということなので、これが多数派なんじゃないかという気もします。

「そもそもその語は使わない」派

普段 Mac を使っているので、アップルはどう扱っているのか確認してみたけど

用語としては「キーボードショートカット」に統一されてるみたい。

「ホットキー」の検索結果は5件だけで、どれも Mac 自体の話ではなくて特定のアプリケーションに関する話題。

違いを定義してる派

上述のように、日本語版の Wikipedia では違いが明示されてなかったんだけど、英語版では少し違ってた。

まず

Keyboard shortcut – Wikipedia, the free encyclopedia

The meaning of term “keyboard shortcut” can vary depending on software manufacturer.

「メーカーによって定義は違うよね」とした上で、Microsoft の定義として

Microsoft differentiates keyboard shortcuts from hotkeys (“mnemonics” on Windows) whereby the former consists of a specific key combination used to trigger an action, and the latter represents a designated letter in a menu command or toolbar button that when pressed together with the Alt key, activates such command—whereas a “hotkey” on Windows is a system wide shortcut that is always available in all contexts as long as the program responsible for it is running in the foreground or background.

  • 「キーボードショートカット」は何らかの動作を引き起こすために使う、特定のキーの組み合わせのこと
  • ホットキー (Windows の “mnemonics”) はメニューコマンドやツールバーに表示される、Alt と一緒に押してコマンドを発動するキーのこと
  • 「ホットキー (hotkey)」という言葉を使う場合は、システム全体にわたるショートカットを指し、フォアグラウンドであれバックグラウンドであれ、対応するプログラムが起動している限りはどこでも利用可能なもの

とのことです。ややこしい。

ただしこれは Wikipedia で見ただけで、これを定義している Microsoft の公式ドキュメントが見あたらなかった。知ってる人いたら教えてください。

結論

好きなように決めたらいい。

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