「人狼」ゲームをやるときは周りの状況をよく確認しないとかなり怖いことになる

「人狼」というゲームがありますね。夜な夜な村人を襲う人狼チームと、人狼を全滅させようと知恵を絞る村人チームのたたかい。

たいへん楽しいゲームなんですけど、これをやるときは周りの状況をよく確認しておかないと大変おそろしいことになります。

宿泊施設での人狼

だいぶ前に、宿泊施設で人狼をやったことがあります。

人狼合宿というわけではないんだけど、まあ人狼が好きな人が多かったので自然と「やるか」ということに。

そこはホテルではなく、廃校になった小学校の建物を再利用して泊まれるようにしてあるところでした。広い部屋に布団を敷いて寝る恰好で、ドアも教室のものだからさほど頑丈なものでもない。

そのときは夏だったので、入り口の戸は開けたままにしてゲーム開始。

ゲームマスターをやっていると、他の宿泊客のおひとりが部屋の前を通るのが見えました。

あれ、これかなり怖いんじゃないだろうか。

はたから見るとこう見える

真夜中、廃屋に集った人々が輪になって座り、目を閉じ頭を垂れてじっとしている。輪の中にひとりだけ立っている人物がいて、密やかな声で誰にともなく「予言者は目を覚ましなさい」などと言っている。

これは怖い。

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