「iPhone はスマホではない」という話

居酒屋で近くの席から聞こえてきた会話が興味深かった。

「iPhone やめます」

ひとりで吞みに来ていた常連らしき方が iPhone SE を使っているのを見て、店員さんが「それ人気のやつじゃないですか」と話しかけました。

そこから iPhone や SIM カードの話になってたんだけど、途中でそのお客さんの口から出てきたのがこの言葉。

「でも僕、次は iPhone やめてスマホにしますわ」

これまでは iPhone を使ってきたんだけど、最近「スマホ」をさわってみたらそっちの方がしっくりきたとのこと。

話し相手の店員さんの方も、特にひっかかることなくこの表現を受け止めていたようです。

一般的な感覚なのかも

なるほど、これはおもしろい。

iPhone は iPhone というものであって「スマホ」とは別物という認識があるみたい。

いや「iPhone と『スマホ』は別物だという認識がある」というより「iPhone はスマートフォンの一種であるという認識がない」という方が正確かも。

これはもしかしたらここだけの話じゃなくて、割と一般的な感覚なのかもしれない、と思いました。「そもそも『スマホ』とは」「ではスマートフォンとは」「Android とは」なんていちいち気にして生きてる人の方が少ないんじゃないかな。

そういえば、以前こんな言葉を聞いたこともありました。

「ブログは持ってないんです。アメブロならやってますけど。」

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