新しい技術を学ぶのは、エスカレーターを逆向きに駆け上がるのと同じ

あくまで例え話です。エスカレーターを駆け上がることを推奨するものではありません。

だいぶ前に確か @nano_eight が言ってたんだけど、新しい技術を学ぶのは、エスカレーターを逆向きに駆け上がるのとよく似ている。

単に「困難である」とか「進むのに時間がかかる」とかいうだけの話ではなくて、本当によく似た感覚だと思うんです。

月に一回だけ書くコード

月に一回集まってコードを書く会に参加してました。してましたっていうか、やめたわけじゃないんだけど最近行けてない。

そこでは普段は使ってない仕組みを使って普段書はかないようなコードを書いているので、その時だけ書いていてもなかなか進みません。

進行が遅いだけならまだいいんだけど、一ヶ月も触れてないと前回までやっていたことを思い出すだけで時間がかかってしまって、結局その日が終わった時点であんまり先に進めていない。

まさに、下りのエスカレーターを逆向きに駆け上がるのに似てます。その時は少し進むんだけど、立ち止まってる間に下の階まで戻される。

戻されない方法

途中で立ち止まったら下の階まで連れ戻されるけど、いったん上の階まで進みきってしまえばもうだいじょうぶ。一休みしたぐらいで下の階へ連れて行かれることはありません。そのフロアでやるべきことをやってから、また次の階へ進めばいい。

新しいことを学ぶときも同じで、途中で立ち止まらず一気に次の段階まで上がりきってしまえば学習の成果が簡単に失われない状態になる。この状態を「身につけた」と呼ぶんじゃないかな。

こう考えると、外国語などを学ぶときによく言われる「長期間続けるより、短期間で集中してやる方が身につく」というのもわかる気がします。

もっといい方法

とはいえ最初から上りのエスカレーターに乗るのが一番いいですね。もしそんなものがあるのなら。

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