USB-C で充電するノートパソコンが増えてきましたね。現行モデルの MacBook と MacBook Pro もそうなってる。
メインで使ってるスマートフォンも同じ USB-C だから異なる種類のケーブルを持ち歩く必要がなくて楽ちんだ。すべてが USB-C になればいいのに。
アダプタが要る
ただ、充電に使うとなると十分な出力を持った Power Delivery 対応の電源アダプタが必要になります。
USB-C の電源アダプタはたくさん売られてるんだけど、パソコンの充電に使えるものとなるとまだあんまり多くない。
普段使ってる机の上には、このときにも書いた
Anker の PowerPort+ 5 を置いてます。
Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery (60W 5ポート Power Delivery搭載 USB&USB-C 急速充電器)
これはたいへん便利なもので、MacBook Pro の電源として使えるうえに USB ポートがもう4つあるから同時にその他の機器も充電できる。
ただ、アップル純正の MacBook Pro 13インチ用電源アダプタと比べるとひとまわり大きくて少し重い。純正のが190グラムぐらいなのに対してこのアダプタは220グラムほど、さらにコンセントに差し込むためのメガネケーブルが1本必要になります。
出力はそんなに大きくなくていいから持ち歩くのにいいやつはないかな、と思っていたところにこれを見つけたので
即座に買いました。
届いた
シンプルな箱。
この時点でだいぶ小さい。
開封してみた。
簡単な説明書と、Anker 製品にはいつもついてる
Happy? / Not Happy? のカード。
製品について Happy だったら友だちにも伝えてあげてね、Not Happy だったらサポートへご連絡ください、という案内。
これかわいい。
さて本体とごたいめん。
収納されているプラグを引き出して使います。
反対側はこんなかんじで
USB-C のケーブルを挿すところと、電源ランプがついてます。
挿してみた
壁のコンセントに挿してみた。
うっすら青く光ります。
大きさ比較
アップルの純正アダプタと並べてみた。
これ実際には写真で見るより小さく感じます。厚みも少し薄いからか、色や質感の問題なのか。
重さで言うと、アップルのが190グラムぐらいなのに対してこれは100グラムほど。ざっくり半分ぐらいの重量ですね。
これはよい。持ち歩くには小ささと軽さは正義。あとはちゃんと充電できるかどうかのテストです。
実際に充電してみた
純正のアダプタは61Wでこの製品は30Wとのことなので、充電にかかる時間は長くなるでしょうね。まあそんなに急速充電を求めてはいないからかまわないんだけども。
というわけでつないでみました。本当はバッテリーが尽きたところからテストしてみたらいいんだけど、手元の MacBook Pro がバッテリー残量80%ぐらいだったのでその時点での表示。
なおその間画面はつけたまま、操作はせずに放置してる状態です。
純正アダプタ
こちらが純正アダプタをつないだときの表示。
バッテリーのこり81%の状態で、「フル充電まで1時間18分」と出てます。
PowerPort Speed 1 PD30
こっちにさしかえてみたところ。
その間にちょっと充電されてしまって82%になった。フル充電まで1時間21分だそうです。少し長いけど思ったほど変わらない。
それから14分後には90%でのこり51分になって
あとずっと見てたわけじゃないからいつ終わったのかわかりませんけど、ぶじ100%になりました。
まあこのへんの「フル充電まであとなんぼ」はかならずしも正確な値が出るわけじゃないから単純比較は難しいんだけど、ともかくさほど時間をかけることもなくフル充電までいきました。これはよい。
この小ささ軽さでこれだけ使えるのはありがたい。
純正アダプタの出番が減りそうです。
気になっていること
いろんなものが USB-C になってケーブル1本で何でもできるのは便利なんだけど、iPhone の端子が USB-C になることは当面なさそうですね。
MacBook を買い換えて一番苦労するのが iPhone ユーザーというのは何とかならないんだろうか。