ノイズといっても変な音が聞こえてくるとか画像が砂嵐のように見えるということではなくて、登録されてる文字情報の方で。
まずはお手元の Google マップで「おすすめ」あるいは「人気店」とでも検索してみてください。
もし出てくる結果に何の変哲もなければ、今いらっしゃる地域はまだやられてないか、あるいはすでにクリーニングが終わっているかのどちらかだと思います。
検索したときにいる場所によって結果が変わってきますから、大阪市内でやった場合の結果にリンクしてみます。
これを書いている時点での話ですが、名前がこんな感じのフォーマットで登録されてるお店がいっぱい出てきます。
地名 店名【居酒屋/おすすめ/デート/誕生日/個室/飲み放題/人気店】
Google マップはマップですから、期待されるのはもちろん
店名
のみです。
自分がお店をやっていれば、少しでも注目してもらいたくてこんなふうにいろんな情報を入れたくなる気持ちはわかります。もしかしたら Google マップで「北新地で接待に使えるおすすめの人気店はないかなあ」と思ってそういうキーワードを入れる人がいるかもしれないから。
けど自分がその情報を求めていない場合、これらの文字列はノイズでしかありません。それがあるために地図上の文字情報が増えるしその分面積を取るし、何なら本来探したかったはずのものを隠してしまうかもしれないし。
Google マップに情報を登録するときにこういうことをするのが禁止されてるのかどうか公式の情報が見つからなかったから「やめなさい」とは言えないんですが「やめてほしいなあ」とは思います。
同じようなことをやっててこれを読んで心を痛めた方がいらっしゃったらすみません。個人の感想です。
そしてどうもこのやり方
- 特定の地域に集中している
- 書式が似通っている
- 共通の文言が使われている
あたりを見ると「こうやるといいよ」という話がその地域の飲食業界で出回っているのか、そういう「活用」セミナーでも行われたのか、あるいはこういう情報を登録する業者がいて近隣に営業をしているのか、何かそのあたりのような気もします。
真相はわかりませんけどみんないろいろ考えるなあ。
ところで話は変わって、Google マップといえば。
掲載されている情報に不適切なものを見つけた場合、修正の提案をすることができるようになってますね。
対象となる施設をマップ上で選択すると住所やら電話番号やらが出てくる欄の下にある「情報の修正を提案」リンクから。
Google マップをより良いものにするために、これは誰でも提案できるようになっています。
あとはわかるな?