ふるさと納税については今さら紹介するまでもないと思いますし、正しく説明できる自信もありませんから省きます。
少ない負担で豪華な返礼品がもらえてありがたい制度ですね。
ただ、無条件に活用するのではなくて、自分の中のちょっとした方針に従うようにしています。今のところ。
いつも同じようなこと言ってる気がしますけど他の方の使い方に口を挟むようなものでは決してありません。
そもそも
ふるさと納税制度で自治体に寄付をしても自分の負担が実質2,000円までになるのは、寄付の代わりに住民税や所得税が減税されるからですね。
この額は本来なら自分が住んでいる自治体に入るはずだったものですから、その分の税収は減るわけです。
地方交付税交付団体ならそれで減った分の75%までが国から補填されるみたいですけど、それにしても減ることは減る。東京都なんかは地方交付税の交付をうけてないから丸々減る。ここまであってますか。違ったらご指摘お願いします。
この点では、いま住んでいるところの行政サービスという観点からは損をします。
方針
それでも納税者個人のレベルでメリットがあるのは返礼品がもらえる、あるいは寄付によって特定の自治体を支援したいという気持ちが満たされる、ないしはそこに住んでいる人の生活が豊かになることが自分にとって喜ばしい、などの理由があるからですね。
個人的な方針として、寄付をするならあとの2つのどちらかにあてはまるところに、ということにしています。
具体的に言うと
- 自分を育ててくれた自治体
- 自分のたいせつな人が住んでいる自治体
- 旅行、キャンプ、ツーリングなどで訪問してお世話になった自治体
- そこの取り組みや産業を応援したいと思える自治体
あたり。
賢くはない
合理的に考えれば返礼品で選ぶのが最良だと思います。それ以外の気持ちの問題を含めるのは賢くない。
けどなんかこう、何県にあるのかも知らない自治体を「ふるさと」とはなかなか思えなくて、どうせなら何かしら自分の気持ちがそこにつながっているような寄付をしたいなあと思ってそうしてます。
もちろんそこさえクリアすればあとは返礼品です。肉やら牡蠣やら果物やらごちそうさまでした。